メールの容量上限起因による受信不可について

「mailbox is full」「mail quota exceeded」と出てメールが受信できない場合、メールボックスが容量制限一杯になっている可能性がございます。

使用容量はサーバーコントロール内にて確認できます。
確認方法は下記マニュアルをご参照ください。

 ◆サーバー使用容量の確認

つきましては下記のいずれかの方法にて、サーバーのメールデータの削除を行ってください。

1.メールソフト側でメールボックス内のデータを全て削除する

お使いのメールソフトの設定において、「サーバーに受信したメールデータのコピーを置く」設定を一旦無効にし、メールを送受信することで、サーバ上のメールボックス内のデータが全て削除されます。

または有効期限を設定する事で、それ以前のメールがサーバー上から削除されます

【参考】
POP受信の場合、PC内のメールは削除されません。

各メールソフトにおける設定箇所を確認する場合は、下記ページから
ご利用のメールソフトを選択していただき、「メールをサーバーに残す設定」マニュアルをご参照ください。

◆【共通】メールソフトの設定

2.Webメールからメールデータを削除する

ブラウザ上で利用できるメールソフト「Webメール」から、サーバ上のメールボックス内のデータを削除します。
以下のマニュアルを参考にお試し下さい。

◆ウェブメールの利用(RoundCube)

3.メール削除用ソフトを使用してメールデータを削除する

お使いのPC上にメール削除用ソフトをインストールし、そのソフトで
サーバ上のメールボックス内のデータを削除します。
お使いの環境に合わせて以下のマニュアルをご参照下さい。

◆サーバ内のメールを直接削除する

【注意】
こちらのソフトは、メール件数が多いとメールデータの読み込みがエラーになるケースがあります。

尚、もし対象のメールアドレスについて現在ご利用されていない場合は、下記マニュアルを参照の上、メールアドレス自体を削除して頂きますようお願い致します。

【注意】
使用していないメールアドレスが存在する場合、
サーバ容量を使用している状態となり、また迷惑メールの送信元として悪用されてしまうケースがございます。
不正利用防止の為にも不要なメールアドレスは削除頂きますようお願い致します。

◆メールアドレスの削除

以上です。

ディレクトリ構成

ご利用のサーバ上には以下のように様々なディレクトリが存在しています。しかし、実際に使用するのはこの一部になります。
具体的には  「 error_docs 」「 httpdocs 」「 private 」「subdomains」 の4つです。

【注意】
SSL用のファイルも 「httpdocs」 に設置します。
旧環境から引き続きご利用のお客様環境には「httpsdocs」(s有り)がございますが、非公開ディレクトリとなっておりますので、ご注意ください。

以下それぞれのディレクトリの役割です。

error_docs独自エラーページ用ディレクトリです。エラーページの変更方法はこちらを参照願います。
httpdocsHTMLファイルや画像ファイルをアップロードするためのディレクトリです。
ここに設置したファイルは、「http://ドメイン/ファイル名」でアクセスすることが可能です。CGIを動かすことが可能です。CGIを設置する場合は拡張子を「.cgi」もしくは「.pl」に設定してください。
private外部からは一切アクセスできないフォルダです。
公開したくないファイルはこちらに設置します。
subdomainsサブドメイン追加オプションをご契約頂き、サブドメインを追加した場合使用します。
「subdomains/サブドメイン名/httpdocs」にWEBデータをアップロードする事で、サブドメインにてWEBデータを公開する事が可能です。

Movable Type 6

Movable Typeのインストール方法をご案内します。

本マニュアルでインストールを行っているバージョンはMovable Type6系となります。

1.事前準備

事前にMovable Type用にデータベース(MySQL)の作成が必要となります。
データベース(MySQL)の作成方法についてはこちらを参照して下さい。

 

2.Movable Typeのインストール

 

1.Movable Typeファイルのダウンロード

 

Movable Typeの公式サイトにアクセスし、Movable Typeの本体ファイルをダウンロードします。

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2.ダウンロードしたMovable Typeファイルを解凍

 ダウンロードしたMovable Typeのファイルは圧縮(ZIP化)されているので、PC上で解凍します。

 

3.サーバーへのアップロード

 解凍後のフォルダ「Movable Type6」内にあるすべてのフォルダとファイルを、FTPソフトでサーバーにアップロードします。

このマニュアルでは「http://ドメイン名/mt6/」をサイトのURLとするために「/httpdocs/mt6/」 フォルダにアップロードします。

  MT6 8-28 FTPアップロード

4.cgiファイルのパーミッションの変更

アップロードしたファイルの中から、拡張子が「.cgi」となっているファイルのパーミッションを全て「755」へ変更します。

 MT6 08-28 パーミッション変更

5.Movable TypeのURLへアクセスし、『Movable Typeにサインイン』をクリック

ブラウザ(InternetExplorerなど)を起動し、Movable Type6のURL()へアクセスし、「Movable Typeにサインイン」をクリックします。

 このマニュアルでは「/httpdocs/mt6」に設置したので「http://ドメイン名/mt6」にアクセスします。

【注意】  パーミッションが「755」に変更されていない場合、「Internal Server Error」が表示されますので、【4】のパーミッションの変更作業を行って下さい。

 MT6-1

 

6.使用言語は「日本語」を選び、『開始』をクリック

「Movable Typeへようこそ」と表示が出たら、使用言語を『日本語』にし、『開始』をクリック

 

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7.『次へ』をクリック

「必要なPerlモジュールは揃っています」と表示が出たら、『次へ』をクリック

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8.データベース設定を行う

下記のように必要情報を入力し、「接続テスト」をクリックします。

データベースの種類MySQLデータベース(推奨)
データベースサーバーlocalhost ※変更せずそのままで結構です
データベース名事前に作成済みのデータベース名
ユーザー名事前に作成済みのユーザー名
パスワードデータベース作成時に設定したデータベースのパスワード

 

 

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9.「次へ」をクリック

「データベースの設定を完了しました。」と表示が出ましたら、『次へ』をクリック

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10.メール設定を行う

送受信可能なメールアドレスを「システムメールアドレス」に入力し、

正しく受信が行われるか『テストメールを送信』をクリック

※「sendmailのパス」は「メール送信プログラム」の『Sendmail』を選ぶと表示されます。

システムメールアドレス受信可能なメールアドレスを設定して下さい
メール送信プログラムSendmail
sendmailのパス/usr/lib/sendmail

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11.テストメールを送信

「テストメールが送られるメールアドレス」に受信可能なメールアドレスを設定し、『送信』をクリック

※特にメールの送信テストが不要な方はスキップをクリック

 

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12.『次へ』をクリック

「メール設定を完了しました。」と表示が出たら、『次へ』をクリック

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13.『次へ』をクリック

「Movable Type Proの設定を完了しました。 」と表示が出たら、『次へ』をクリック

 

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 14.アカウントの作成

下記項目に登録情報を入力し、アカウントを作成して下さい。

完了しましたら『次へ』をクリックして下さい。

ユーザー名希望のユーザ名を入力
表示名管理画面内で表示する希望の表示名を入力
電子メール使用する任意のメールアドレスを入力
使用言語日本語
パスワードログインする際の希望パスワードを入力
パスワード確認上記同様のパスワードを入力

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 15.ウェブサイトの基本情報を入力する

ウェブサイト名、ウェブサイトURL、ウェブサイトパスを入力し、最後に「インストール」をクリックします。
※ここで設定した内容でブログが作成されます。
※公開パスは絶対パス(/home/httpd/vhosts/お客様のドメイン名/httpdocos/フォルダ名)で指定してください。

ウェブサイト名ご希望のウェブサイト名を入力
ウェブサイトURL表示させるページのURLを入力
例)http://ドメイン名/Movable Type6
ウェブサイトパス表示させるページのパスを入力
例)/home/httpd/vhosts/ドメイン名/httpdocos/Movable Type6
テーマお好みのテーマを選択
タイムゾーンUTC+9(日本標準時)

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16.インストールの完了

下記の画面が表示されましたら、インストールは完了です。

『Movable Typeにサインイン』をクリックして下さい。

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17.管理画面へログイン

【14.アカウントの作成】で作成したユーザー名とパスワードでログインを行って下さい。

正しく下記画面が表示されましたら、インストール作業完了です。

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以上で完了です。

携帯電話からのアクセスの振り分け

携帯電話からアクセスがあった際に、PCとは別のページに振り分ける方法をご案内します。

1.それぞれの専用ページを作成

携帯電話のキャリア毎にWebページを作成し、FTPソフト等でサーバにアップロードします。
ここでは、「/httpdocs」内に以下のようなキャリア毎の専用ページを作成することを想定してご案内します。

■作成例

ドコモ専用ページ/httpdocs/docomo.html
au専用ページ /httpdocs/au.html
softbank専用ページ/httpdocs/softbank.html
iPhone専用ページ/httpdocs/iphone.html
Android専用ページ/httpdocs/android.html

2.振分け用の設定ファイルの作成

1.管理ツールからコントロールパネルにログイン
コントロールパネルへのログイン方法に関してはこちらをご参照下さい。

2.「ファイルマネージャ」をクリック

3.「/httpdocs」にて「新規ファイルの作成」をクリック
振分用のファイルとして『.htaccess』ファイルを作成します。
なお既に『.htaccess』を作成済みの方は、新しく作成する必要はありませんので、
【5.『.htaccess』をクリック】に進んでください。

 4.『.htaccess』と入力し、「OK」をクリック

5.『.htaccess』をクリック

.htaccessの右側にあるメニューから「テキストエディタで編集」をクリック。

6.「テキストエディタで編集」をクリック

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7.下記内容を記述し、「OK」をクリック
下記のように『.htaccess』ファイルに記述を行って下さい。

plesk6-2

 

■テキストボックス内の入力例

RewriteEngine On

# DoCoMo
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} DoCoMo
RewriteRule ^$ /docomo.html [R]

# Softbank
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} J-PHONE
RewriteRule ^$ /softbank.html [R]
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} Vodafone
RewriteRule ^$ /softbank.html [R]
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} SoftBank
RewriteRule ^$ /softbank.html [R]

# AU KDDI
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} KDDI
RewriteRule ^$ /au.html [R]
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} UP.Browser
RewriteRule ^$ /au.html [R]

# iPhone
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} iPhone
RewriteRule ^$ /iphone.html [R]

# Android
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} Android
RewriteRule ^$ /android.html [R]

 

 ※各行の最後尾には改行を入れて下さい。

8.「正常に保存されました」と表示されたら完了

テキストエディタ画面で瞬間的に保存された旨のメッセージが表示されます。(画像の赤枠の箇所に1秒程度表示されます)

以上で完了です。

FTPへのアクセス制限

FTPへのアクセス制限(一部または全部のIPアドレスのアクセス拒否)方法をご案内します。

【注意】
プロバイダにより固定IPを割り振られていることが必須条件です。
固定IPなのか分からない場合は、ネットワーク管理者様かプロバイダ様にご確認下さい。
また制限できるのはFTPのみです。SFTPは制限できません。

1.管理ツールからコントロールパネルにログイン
コントロールパネルへのログイン方法に関してはこちらを参照願います。

2.「ファイル」をクリック

3.「新規ファイルを作成」をクリック
下記では「httpdocs」(サイト全体)にアクセス制限を行うことを想定してご案内しています。
もしディレクトリごとにアクセス制限をしたい場合は、対象のディレクトリ内に『.ftpaccess』ファイルを作成して下さい。

 4.『.ftpaccess』と入力し、「OK」をクリック

5.『.ftpaccess』をクリック

6.「テキストエディタで編集」をクリック

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7.下記内容を記述し、「OK」をクリック

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記入内容は下記の内容をご参照下さい。

特定IPアドレス以外のアクセスを拒否する場合

Order Deny,Allow
Deny From all
Allow From 「許可するIPアドレス」

  ◆全てのFTPアクセスの拒否する場合

<Limit ALL>
Order Allow,Deny
Deny From All
<⁄Limit>

 ※最後尾には改行を入れて下さい。
 

8.「正常に保存されました」と表示が出ましたら、完了

右上にポップアップ表示されます。

plesk7-2

以上で完了です。