Let’s Encryptの自動更新に失敗

Let’s Encrypt SSL 証明書は3か月ごとに自動で有効期限の更新がおこなわれますが、サーバや Let’s Encrypt SSL 証明書発行元などの影響により、更新が失敗することがあります。
更新が成功もしくは失敗した場合、こちらで設定したメールアドレス宛に英語で通知が送付されます。

更新失敗の通知の件名
Could not issue/renew Let`s Encrypt certificates for *******

更新成功の通知の件名
Let`s Encrypt certificates for ******* have been issued/renewed

更新が失敗する例
・証明書発行のための新たな DNS レコードが浸透していなかった
・DNS レコードを他社で設定している
・証明書発行元での一時的な問題
など

更新に失敗した場合は、証明書の有効期限日までは毎日自動で更新がリトライされますが、数日間連続で更新が失敗する場合は、手動で更新作業をおこなってください。
手動での更新作業は新規インストールと同じ手順となりますので、以下のマニュアルをご参照ください。

Let’s Encrypt SSL 証明書のインストール

Let’s Encrypt SSL 証明書のインストール

無料のSSL証明書 Let’s Encrypt がご利用いただけます。 Let’s Encrypt SSL 証明書は3か月ごとに自動で有効期限の更新が行われます。
Let’s Encrypt SSL 証明書の自動更新が失敗した場合はこちらをご参照ください。

【注意】
Let’s Encrypt SSL 証明書のインストールにより、オプションのジオトラスト専用SSL証明書・シマンテック専用SSL証明書・持ち込み専用SSL証明書の契約更新が不要となった場合は、契約更新のタイミングで必ずオプション申し込みのチェックを外してください。

【Xbit】契約の更新
【Gigaan】契約の更新
【PremierXbit】契約の更新

1. コントロールパネルにログイン

コントロールパネルのログイン方法は下記をご確認ください。
※サービスによってログイン画面が異なります。

▼エクスビット▼プレミアエクスビット▼ギガーン

2. 「ビューの変更」をクリックして「アクティブリスト」を選択

3. ビューが変更されたら、「SSL/TLS 証明書」をクリック

4. 「インストール」をクリック

※ 既存で「専用SSL」をご利用中の場合は「証明書を再発行」ボタンをクリックしますと画面下部 Let’s Encrypt SSL 証明書の「インストール」ボタンより設定いただけます。

5. 重要な通知や警告を受け取るための「メールアドレス」を入力

・www やウェブメールなどにも SSL を適用できるように「ワイルドカードドメインを保護(www とウェブメールを含む)」にチェック
・「無料で取得」をクリック
※ワイルドカードドメインを選択していただくと、ルートドメインで作成したサブドメインすべてに Let’s Encrypt SSL 証明書が設定することができます。

6. DNSレコードの反映に4時間ほど時間がかかるため、時間をおいて「リロード」をクリック

DNS レコードの TXT レコードで Let’s Encrypt SSL 証明書発行のための認証が必要となります。
DNSレコードの反映に4時間ほど時間がかかります。DNS レコードの反映の確認はこちらのサイトなどをご活用ください。
青枠に _acme-challenge.○○○(○○○はドメイン名)を入力して、赤枠内のようにレコードが確認できましたらリロードをおこなってください。 なお、この確認は目安で、広域的な反映を確約するものではございませんのでご了承ください。

DNS レコードの反映には時間がかかる場合もございます。 DNS レコードの反映がこちらのサイトなどで確認できたとしても、リロードで以下のエラーが出た場合は、DNS レコードが Let’s Encrypt SSL 証明書の発行元まで反映していない状況のため、しばらくお時間をおいて再度リロードをお試しください。なお、リロードボタンが出ない場合、コントロールパネルをログアウトして再ログインをしていただくと表示されます。

Detail: During secondary validation: DNS problem: NXDOMAIN looking up TXT for _acme-challenge.○○○ – check that a DNS record exists for this domain

※○○○はドメイン名

※DNS レコードを他社で設定している場合は、以下画像の青枠内に指定された DNS レコード(DNS レコードのドメイン名やレコード値はドメインごとに異なります)を追加してから「リロード」をクリックしてください。なお、DNS レコードの反映は DNS レコードの管理会社により異なります。

※DNS レコードを他社で設定している場合は、自動更新(有効期限30日前から)の際に、新しい DNS レコードを設定して更新の認証をおこなうため、必ず自動更新が失敗します。更新に失敗すると「Could not issue/renew Let`s Encrypt certificates for XXX」という件名でメールが配送されますので、1番の手順から更新の手続きをおこなってください。なお、DNS レコードを当社で管理するかたちにすると、SSL 証明書の自動更新をおこなうことができますので、自動更新をご希望の場合はネームサーバの変更依頼と、設定したいDNSレコードの一覧をサポートセンターまでお送りください。

7. Let’s Encrypt SSL 証明書のインストールが完了

注釈1. リダイレクトの設定を行う

Let’s Encrypt SSL 証明書インストール後も「http」ページにはアクセス可能な状態です。
https://ドメイン名
「https」 でまずは接続をおこなっていただき、サイトが表示されるかを確認してください。
もし、以下の表示となった場合は、注釈3へすすんでください。

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通常通りサイトが表示される場合は、リダイレクト転送の設定をおこなってください。
一部のブラウザではブラウザ側で強制的に 「https 」へ接続するものもありますが、「https」ページに転送(移動)を行われたい場合、リダイレクト転送を .htaccess や html、JavaScript などで設定していただく必要がございます。

注釈2. 自動で Let’s Encrypt SSL 証明書が設定されない場合、もしくはワイルドカードで作成した Let’s Encrypt SSL 証明書をサブドメインに設定したい場合

1) 設定したいドメインの「ホスティング設定」をクリック

2) 「証明書」から「Lets Encrypt ドメイン名(ドメイン名)」を選択して画面下部の「OK」をクリック。サブドメインの場合は「Lets Encrypt ドメイン名(サブドメイン名)」と表示されています。

注釈3. https の接続で httpdocs ディレクトリのデータが参照されない場合

Let’s Encrypt SSL 証明書をインストール後に、 https の接続で httpdocs のデータが参照されます。

しかし一部のお客様環境では httpdocs のデータが参照されず、httpsdoc のデータを参照します。
httpsdocs にお客様が任意のファイルなどデータをアップロードしていない場合、httpsで接続したサイトは以下の内容の表示がされます。

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http の接続では httpdocs 、https の接続では httpsdocs と公開ディレクトリが異なる状況となります。これによりホームページ制作業務で、両ディレクトリにデータをアップロードするなどの手配がご負担となる可能性がございます。

https の接続も httpdocs  のデータでの参照に変更することが可能です。サポートセンターにて調整が必要となりますので、以下の内容を契約者様か担当者様の登録メールアドレスよりお送りください。
なお、https の接続は httpsdocs のデータを参照されなくなり、この調整はサーバーソフトウェアの仕様上、調整後は元に戻すことができませんので予めご承知おきください。
お問い合わせ前に httpsdocs のデータを移動していただきますようお願いいたします。この調整によりすべてのサブドメインも httpsdocs のデータを参照されなくなりますので、サブドメインのデータの移動もお忘れのないようお願いいたします。お客様にて意図的に httpsdocs にデータをアップロードしていない場合は、データの移動は不要です。

【Let’s Encrypt SSL のインストールが完了しました。httpdocs  のデータの参照を希望します】

ドメイン名:

httpsdoc のデータを移動しました:はい or いいえ(理由を記載)

各サポートセンター窓口

エクスビットhttps://fs220.xbit.jp/r722/form2/
ギガーンhttps://fs223.formasp.jp/n367/form29/
プレミアhttps://fs223.formasp.jp/n367/form2/

PHP7.4/PHP8.0へのバージョンアップ

2022年4月14日(木)より、現行のPHP7.3から
「PHP7.4」または「PHP8.0」へのバージョンアップ作業が可能となりました。

PHPのバージョンアップは弊社での作業となり、この作業を無料でお承りしております。
下記注意事項をご確認いただき、契約者様か担当者様の登録メールアドレスからサポートセンターへ【必要情報】をお送りください。

【必要情報】
●希望バージョンアップの値【PHP7.4/PHP8.0】※いずれかお選びください
●ドメイン名
●変更理由
●設定希望日(翌営業日以降の平日のみ)

 
 
【注意】
●PHPのバージョンアップにより、デザイン崩れやプログラムが動作しないなど、生じる事があります。
●PHPのバージョンの切り戻し(元のバージョンに戻す)については、メールにてご連絡ください。ご連絡いただいた時間によっては、翌営業日での作業となります。
●弊社共用サーバーの仕様上、対応可能バージョンは現行の『PHP7.3』、新型の『PHP7.4』または『PHP8.0』のみです。その他のバージョンは選択できません。
●日程を調整のうえで「作業日時と時刻」をご案内致します。
●作業完了後、メールにてご案内致します。
●「ご契約者様」か「ご担当者様」以外からのご依頼をお承りしておりません。
●代理の方からのご連絡の場合は、別途サポートセンターまでご相談ください。
●時間指定はお承りしておりません。
●弊社営業時間(平日10時~17時)内にてバージョンアップ作業を実施致します。
●即日のバージョンアップ作業のご依頼については、原則お承りしておりません。
営業時間外に作業依頼のご連絡をいただいた場合の作業最短日時は2営業日後となります。
サブドメインをご利用の場合、メインドメインと同環境となる為、どちらかだけ『PHP7.4』または『PHP8.0』にするといった事は出来ません。

 

契約者・担当者の登録情報の確認・変更方法は以下のリンクをご参照ください。

エクスビットhttps://manual.xbit.jp/?p=2368
ギガーンhttps://manual.xbit.jp/?p=2351
プレミアhttps://manual.xbit.jp/?p=2325

各サポートセンター窓口

エクスビットhttps://fs220.xbit.jp/r722/form2/
ギガーンhttps://fs223.formasp.jp/n367/form29/
プレミアhttps://fs223.formasp.jp/n367/form2/

メールセキュリティブロック機能について

弊社では不正アクセス対策として、複数回メールサーバーへのアクセスに失敗したグローバルIPに対して、アクセス制限を設けております。
本稿では、本機能についてご案内致します。

1.メール受信できない原因について

弊社共用サーバーではメールソフト利用時に、
複数回メールパスワードやアカウント名の入力ミスがあった際に、
「接続元のグローバルIP」から【対象ドメイン】のメールサーバへのアクセスを
一時的にブロックする、というセキュリティを保持しております。

これにより、セキュリティブロック発生中は、
対象グローバルIP環境下では一時的に【対象ドメイン】のメールサーバへアクセス出来ず、メールの送受信が出来ません。

※一定時間経過後、解除されます。

【参考】
ご利用中のPCやスマートフォン、タブレット内のメールソフトが対象になります

2.解消方法について

1.セキュリティブロック発生の有無調査

セキュリティブロック発生の有無については、グローバルIPをご教示頂く事で、弊社側にて調査を実施いたします。

【注意】
お客様側ではセキュリティブロックが発生したか、確認する事は出来ません。


下記のようなページにてご利用中のグローバルIPをご確認の上、
サポートセンターまでご連絡ください。
下記ページにアクセスし、【あなたの利用しているIPアドレス】の値と
【メールが使用できなかった日時】、【ご利用ドメイン名】をご教示下さい。

 ◆グローバルIPアドレス確認

【参考】
スマートフォンによるデザリングなどで使用する際は、
グローバルIPは異なる為、問題なくご利用可能な状態となります。

 

2.セキュリティブロックが発生した場合の解除方法

一定時間経過後、自動的に解除されますが、
誤ったパスワードやアカウント名がメールソフトに設定されている場合、
再度、セキュリティブロックが発生するケースがございます。

お手数ですが、メールソフトの設定値をご確認の上、修正を実施頂きますようお願い致します。

正しいメールパスワードやアカウント名が入力されている事で、
セキュリティブロックは発生しない状況となります。


尚、共用サーバー上のメールパスワードの変更方法については、
下記マニュアルをご参照下さい。

 ■メールパスワードの変更

以上です。fail2ban