以下の対策を行っていただくことで、なりすましメールと誤判定されることを回避できる場合があります。
なりすましメールとは、差出人( from )のアドレスに本来のアドレスとは異なるアドレスを設定し、知り合いや有名企業などから届いたように装ったメールです。
【注意】
この対策を行う場合、お客様のメールアドレスを運用(設定)しているサーバー側の作業が必要となります。
ご利用サーバー側の設定等につきましては、弊社では分かりかねるため、恐れ入りますがサーバー会社様または管理者様にご確認ください。
1.設定対象のメールアドレスの確認
まず、以下の2点についてご確認下さい。
◆「差出人メールアドレス(from)」に設定しているメールアドレスを確認
◆上記メールアドレスを運用(設定)しているDNSサーバーを確認
DNSサーバーがご不明な場合は、ご利用のサーバー会社またはサーバー管理者様にご確認ください。
またFromメールアドレス が「メールアドレス 」となっている場合、入力された方のメールアドレスが「fromアドレス」となる為、なりすましメールと判定されやすくなってしまいます。
その為「入力する」に変更し、DNS設定変更可能な「自社メールアドレス」をご入力いただきますようお願い致します。
2.サーバー会社へ設定方法の確認
上記【1】で確認したDNSサーバーの管理会社または管理者様に以下2点についてご確認ください。
◆SPF(TXT)レコードの設定の可否
◆設定できる場合、具体的な設定方法
【注意】
SPF(TXT)レコードの設定ができない場合、なりすましメールの誤判定対策をおこなうことができません。
3.SPF(TXT)レコードを設定する
SPF(TXT)レコードの設定が可能な場合、サーバー会社またはサーバー管理者様から提示された設定方法に従って、SPFレコードの設定を行います。
■追加するSPFレコード
TXT “v=spf1 ip4:ご利用フォームのIPアドレス ~all”
※上記「ご利用フォームのIPアドレス」は、以下のようにご利用のフォームに応じたIPアドレスに置き換えます。
サーバー名 | IPアドレス |
fs219.xbit.jp | 59.106.61.93 |
fs220.xbit.jp |
fs223.formasp.jp |
fs221.xbit.jp
| 59.106.61.94 |
fs222.formasp.jp
|
fs224.formasp.jp
|
【注意】
既存のSPFレコードに追加する場合、SPFレコードは2行では正常に読み込まれない為、既存のSPFレコードへ追記を行って頂きますようお願い致します。
<例>
「59.106.61.93」をSPFレコードに追加希望の場合
●追加前
v=spf1 include:spf.xb-test819.awk.jp include:spf2.xb-test819.awk.jp ~all
●追加後
v=spf1 ip4:59.106.61.93 include:spf.xb-test819.awk.jp include:spf2.xb-test819.awk.jp ~all
<設定例>
「fs219.xbit.jp」サーバーを利用しており、「From(送信元)」のメールアドレスが「example@example.com」の場合
1.ドメイン「example.com」のDNSサーバ管理会社または管理者を確認する
2.DNSサーバ管理会社または管理者にSPF(TXT)レコードの設定方法を確認する
3.以下のようなSPF(TXT)レコードをDNSレコードに追加する
●ホスト名:example.com
●レコード名:TXT
●値:”v=spf1 ip4:59.106.35.111 ~all”
以上です。
ご不明点は下記サポートセンターまでご相談下さい。